ヨルダン・マルコフ・ブルガリア五重奏団

ブルガリアの伝統楽器ガドゥルカ(Gadulka)奏者として、本国ブルガリアのトップミュージシャンと共に活動していたヨルダン・マルコフ(Yordan Markov/通称ダンチョ)が2006年来日。同年、アコーディオン奏者・佐藤芳明のライブに飛び入りし邂逅を果たす。9年の歳月を隔て2015年に再会。2016年、ブルガリアの伝統楽器Gajda(ガイダ /小型バグパイプ)を巧みに操る大野慎矢、北欧音楽バンド「Drakskip」のパーカッションとして研鑽を積み活動の幅を拡大し続ける渡辺庸介、若手ジャズシーンを賑わす新進気鋭のギタリスト澤近立景と共に《ヨルダン・マルコフ・ブルガリア五重奏団》(通称ブルガリア5兄弟)を結成。バンド活動開始から1年経たずに都内ライブシーンで話題となり、2017年7月に1st album《Iztok》をリリース。発売記念ツアーは各地超満員の成功を収める。

Yordan Markovヨルダン マルコフ(ガドゥルカ)

7歳の頃よりガドゥルカを習い始め、17歳には街の舞踏グループのアンサンブルとして活躍。シューメン大学音楽科卒業後、ノヴァ・ザゴラの音楽教室でガドゥルカとソルフェージュを教える傍ら、近くの村の子供たちに歌を教えたり、ライブ活動をする。

佐藤 芳明さとう よしあき(アコーディオン)

国立音楽大学在学時より独学でアコーディオンを始める。1995〜96年、パリのC.I.M. Ecole de Jazzに留学、アコーディオニストDaniel Milleに師事。ライブ、レコーディング、舞台音楽など、さまざまな現場で数多くの仕事をこなし、国内外問わず、ジャンルを超えて幅広く活動。既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドを目指す。

大野 慎矢おおの しんや(ガイダ)

ブルガリアの民族バグパイプ「ガイダ」演奏のほか、大正時代の詩人・山村暮鳥の詩を弾き語るプロジェクト、東欧テーブルミュージック楽団〈トラペ座〉、参加ユニットにブルガリア民族音楽〈BALKAN〉、珍曲迷曲の玉手箱楽団〈ママクリオ〉、レストランなどでのアコーディオンの流し演奏、劇伴音楽、美術とのコラボレーションなど多岐に渡る活動を展開している。

渡辺 庸介わたなべ ようすけ(パーカッション)

京都出身のパーカッショニスト。あらゆる打楽器からボイスパーカッションまでさまざまな音色を駆使した、ジャンルにとらわれない柔軟かつ大胆なプレイが持ち味。​これまで北欧音楽バンド〈Drakskip〉のパーカッション/メインMC担当として全国、世界で年間150本を超える演奏活動を行う。現在は東京に拠点を移し、自身の音楽を追求している。

澤近 立景さわちか たかひろ(ギター)

平成元年生まれ。洗足学園音楽大学ジャズギター科を出た後、さまざまな音楽シーンにて活動。新進気鋭のR&B SSW・Nao Kawamuraのプロデュースや、宮﨑薫のギター/アレンジ、CMやゲーム、劇伴音楽など​の制作も精力的に活動中。

クロパン・クロポン

山本 大吾やまもと だいご(バンジョー, ギター)、山本 明日香やまもと あすか(アコーディオン)、坂野 志麻さかの しま(パーカッション, etc)

2011年6月9日(ロックの日)に結成。アコーディオン、バンジョー、トイピアノ、パーカッションなどを使い、主にフランスの曲をカバーする三人組。clopin clopant(クロパン・クロポン)はフランス語、辞書で引くと「びっこを引き引き、どうにかこうにか...」と書いている。